LPICレベル1に合格するためのおすすめの教材と勉強法

昨日LPICの101と102受験して両方合格したので、これから受験する人たちのために参考になる情報を書いとこうと思う。(といってもこれからLinuCとかいう試験になるらしいからあんまり参考にならないかもだが。。)

自分が買った教材

まず教材。教材がなければ何も始まらない。

Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version4.0対応

白本と呼ばれている問題集。これに載ってる問題は、ほぼそのまま本番で出題された。これ完璧にやるだけでまず合格できると思う。

Linux教科書 LPICレベル1 Version4.0対応

あずき本と呼ばれているテキスト。いい本だとは思うけど、分厚いと聞いていたのでKindle版を買った。そしたらめちゃくちゃ使いにくかった。結局ほとんど読んでない。買うなら紙の書籍を買うのがおすすめ。これ読んでから問題集を解くようにすれば効率よく知識を暗記できると思う。

ping-tの最強WEB問題集

すごく便利だし、問題がたくさんあるのでめっちゃ助かるんだけど、マニアックな問題多い。全部の問題覚えようとすると半端なく時間かかる。これが全部できるようになったら確実に合格できると思うけど、マイナーな問題にそこまでの時間を費やすのはちょっと非効率のような気がする。

やった勉強法

白本を全部読む

とりあえず白本を全部読んだ。この時点で問題が解けるようになる必要はない。

ping-tで定着させる

白本で読んだ範囲の問題を、ping-tで解きまくる。が、問題数が多すぎるのでできる範囲でいいと思う。ping-tの解説は基本的に読んではいけない。そんなことしてたら時間が足りない。わかんないところだけ部分的に解説を読んで、あとはとにかく解きまくることが大事。

マニアックな問題が多すぎなので、あまり解けなくても自信を失う必要はない。(本番を受けてみてわかった)

Linuxをインストールして試してみる

これ、あずき本にやれと書いてあるからやってみたけど、最高に非効率的な勉強法だと思う。試験が終わった後に興味があれば個人的にやってみれば十分。そもそもLPICの試験範囲、実務と乖離してる部分多すぎ。

模試を解く

模試は白本を一通り読んだ時点で早めに解いたほうが良い。自分の苦手分野がわかる。苦手な分野から補強していけば、効率的に点数上げることができる。普段Linux使ってる人でもパッケージマネージャーの細かいオプションとかX11の設定とかは難しく感じると思うので、そのへんを重点的にやれば簡単に点数あげられる。

試験直前は白本に戻る

上でも書いたけど、白本は本番でもほとんどそのままの問題が出るのでマジでおすすめ。試験前の20分くらいで読み直した内容がそのまま出たりした。

まとめ

こんな感じで1.5ヶ月ダラダラ勉強した。一日あたりの勉強時間は10分〜1時間くらい。最後の一週間は一日4時間くらい勉強した。結果、101と102両方共750点だった。試験受ける前(というか回答を提出する前)は受かるか不安だったが、蓋をあけたら合格ラインからだいぶ余裕あった。白本はマジで神。